
今日、保育園の関係で市に提出する書類を記入していました。
その用紙には、生まれたときの状況を書く欄がありました。
「出産時の状況」→正常
→異常(手術・鉗子・(もう一つ何か忘れました)
私はだいちゃんもちぃちゃんも帝王切開。
だいちゃんがお腹の中で「仮死」になってしまった為、急遽手術で取り出してもらいました。
退院する時に、「子宮が小さいうちに切ったため弱くなっているから、次の子も帝王切開にしてください」と言う言葉を遮り、
「二人目なんて怖くてとっても作れません」という私に、
「でもね、気持ちは変わるし、出来ちゃうことだってありますから」と先生。
まさしくその通りになっちゃったんですけどね。
ちぃちゃんの時の出産前に、「もし手術前に陣痛が来ちゃったらどうしたらいいんですか?」と
質問したところ、「多分、陣痛来ないと思いますよ」(そんなことあるんだ~)
だいちゃんが生まれた後しばらくは、落ち込みました。
周りが出産時の状況を喋ってるのを聞くと、なんだか悲しい気持ちになりました。
私は破水するってことも、陣痛も何も知らないままに母親になっちゃったんですから。。。
(あっ、手術後の傷の痛みはありました)
ちょっとでも自分が子育てにイライラすると「やっぱり帝王切開で、お腹を痛めて産んだ子じゃないから、他の人より愛情が足りないのでは?」なんて思っちゃったりもしました。
でも、帝王切開だろうがなんだろうが、大事な我が子にはかわりない。
だいちゃんの時は最初から最後まで全身麻酔だったから、産声も聞いてないけどちぃちゃんの時は局所麻酔だったから、しっかり聞いたし、手術に立ち会ってくれた先生方の「おめでとうございます、女の子です」って言葉にも感動しました。
帝王切開は異常な出産かもしれません。
でも、帝王切開で産まざるを得なかった人の気持ちも考えてほしいと久しぶりに思いました。
私のお腹にある一本の傷跡。
ケロイド状で醜いものですが、私には自分とだい・ちぃを結ぶ、大事な傷跡だと思っています。